人事担当の本音
vol.3 株式会社シネマドライブ 代表取締役 泊誠也様
田中「こんにちは。本日はお時間を頂戴しまして、ありがとうございます。宜しくお願い致します。」
泊「こちらこそ宜しくお願い致します。」
田中「では、まず御社についてお聞かせ頂けますでしょうか?」
泊「はい。弊社が提供しているサービスは、映画と広告映像の制作です。なぜこの2つかというと
この2つはリンクしていて、映画を作ることが広告映像制作の助けにもなるし、広告映像を作ることが
映画制作の糧になることもあるからです。そして共通することが”感動を与えたい”ということですね。」
田中「感動を与えたい。すごいですね。」
泊「はい。人は感動したら涙を流すじゃないですか。だけど泣くだけが感動ではないんですよね。」
田中「ほかにもあるのですか?」
泊「怖がることやわくわくすることもですし、ものすごく笑うといったこともそう。簡単に言いますと
映像を通して引きおこるさまざまな感情全てが感動なんだと思っています。人の心を動かすことが感動なのですね。」
田中「確かにそうですね。人の心を動かす。これはどんな仕事にも当てはまるような気がします。」
泊「そうですね。弊社に依頼して頂いた依頼主はもちろん、その先にいる沢山のお客様に必ず感動をお伝えしたい。
そう願って、日々メンバー全員で仕事をしております。」
田中「素晴らしいですね。ちなみに今はどんなメンバー構成なのですか?」
泊「はい。全員で5名体制でして、営業兼ディレクターが1名、企画担当が1名。具体的にはどんな映像が良いかを考え
台本を書いたり、絵コンテを書いております。そして、撮影準備担当が1名でロケ場所や衣装、備品管理、モデルや
俳優さんのキャスティグをしております。そして編集担当が1名で映像の編集をやってもらっています。残りは私で主に
営業や会社の運営全体を担当しています。」
田中「役割分担がしっかりされているのですね。メンバーさんはどんな方が多いのですか?」
泊「みんなばらばらですが、共通点は僕も含めて素直なこと(笑)ですね。」
田中「確かに泊さんは素直ですよね。研修でも学ばれて良いと思ったことは即実践されていますね。」
泊「ありがとうございます。」
田中「ちなみに御社のビジョンや理念があれば教えてもらえますか?」
泊「はい。まずはビジョンですが”世界中で上映される映画を制作する”ことです。」
田中「世界ですか。すごい大きなスケールですね。」
泊「もともとメンバー5人中4人が映画が好きで、みんなで映画を作ろうと常に言っていて2030年までに
世界で上映される映画を作ります!!!」
田中「すごい。楽しみです。」
泊「できたら、上映会来てくださいね。そして経営理念ですが、”視聴者が感動する映像を提供しよう”です。」
田中「素晴らしい理念ですね。」
泊「ありがとうございます。依頼主から言われたままに作るだけだと視聴者も依頼主も感動するのかと。期待を
超えたものを作ってこそ、初めて感動してもらえると思うんですよね。」
田中「素晴らしいです。ただ常に期待以上のものを作るのって並大抵ではできなそうです・・・」
泊「そのために行動指針もありまして、”自ら積極的に学び成長する”というもので、メンバー全員で積極的に
学ぶことを大切にしています。その結果成長すると考えています。」
田中「素晴らしい。確かに御社にて研修をさせて頂いておりますが、皆さん研修への参加意欲がはんぱなく高いです。」
泊「ありがとうございます。」
田中「そういえば、先日カバディカバディですかね。映画化されました。」
泊「ありがとうございます。」
田中「なぜ、カバディだったんですか?」
泊「もともと、タレント事務所さんよりタレントがいっぱい出る映画を作ってほしいと依頼があったんですよ。それで
最初はゾンビ映画を作ろうかなと。ただ、日本人のゾンビ映画はしょぼいからあんまうけないよと言われてしまって(笑)
それで人がいっぱい出るならスポーツがいいのでは・・・となって、あまり知られていないものにしようとなって、
カバディとなりました。」
田中「そんな裏話があったのですね(笑)」
泊「カバティは全く知らなくて、最初はやりたくなかったんですよ(笑)ただ、大正大学のカバディの部活に取材をさせて
もらって、僕自身熱いものを感じて、制作することになりました。」
田中「そうなんですね。ちなみに広告映像はどのようなものを制作されているのですか?」
泊「僕らは、映画を制作しているのでストーリーものが得意ですね。役者を入れてセリフをしゃべるものですね。一番多いのが
不動産の映像ですね。野村不動産様や東急不動産様のマンションが建った時に、このマンションに住んだらどんな人生になるのか
とかどんな環境なのかといったことをストーリーにして紹介しています。こういったストーリーものの映像の依頼が多いですね。」
田中「すごいですね。ちなみに一つの映像を作るのにどれくらいの期間がかかるのですか?」
泊「まちまちですけど、大体1ヶ月~2ヶ月ですかね。」
田中「そうなんですね。全てを5名のメンバーさんでやられているのですか?」
泊「はい。ほぼ5名でやりますが、カメラマンは外注ですね。」
田中「すごい。そうすると即戦力での採用だったのですか?」
泊「いえ、そんなことはないですよ。もともとは優秀な人に入ってほしいなって思っていたのですが
僕らのような小さな会社に優秀な人が入ってくるなんてことはないなと。そう思った時に、未経験でも
いいから素直な方に入社してもらって、田中さんのような外部の方にお願いして研修をしてもらって
一緒に成長したいなと思うようになりました。成長していく姿を見るのって好きなんですよね。」
田中「育っているのを感じると嬉しくなりますよね。」
泊「そうなんですよ。またスキルはもちろんですが、センスも重要な仕事だと思っているのですが、センスは
分析していくと教えていくことができる。という結論に至りました。」
田中「センスは教えることができるのですか?具体的にどんなことを教えておられるのですか?」
泊「センスって何なのかなと考えると、記憶しているかどうかなんですよね。映像でいうとこの場面ではどうする。
この場面ではこうするといったストックが世の中には沢山あるわけですね。それを感覚でやってしまうとあやふや
になってしまいます。でも実際は物語の最初ではこういうふうにしたら良いとか、この場面で音を入れたら良いとか
日常の映像に沢山ヒントがあるんです。それをどれだけ見て、記憶していくのかが大切なんですね。」
田中「すごいですね。ちなみにセンスを鍛えるにはどうしたらいいですか?」
泊「とにかく、映像を見ることと見た映像のどこが良かったのかを自分で考えること。そして考えたことをみんなに
シェアすること。が大切だと思います。ちなみに弊社では毎月1回会議をしているのですが、その会議の時間に映像を
見て感じたことをメンバー間でシェアする時間を設けています。」
田中「すごいですね。月1回必ずやっているのですね。」
泊「はい。短い時間ですが必ずやっていますね。」
田中「そうなんですね。御社も東京にも進出されましたが今後の目標ってありますか?」
泊「会社に行くのが楽しい、仕事が楽しいって思える会社って素晴らしいと思うんですよね。僕自身もサラリーマンの時は
仕事が嫌だった時もありますし、会社に行きたくないなって時もありました。ただ、今は日々楽しいんですよ。なので
メンバー全員が楽しいって思える会社にしたいですね。楽しいって何物にも代えがたい強さがあるじゃないですか。そのためにも
社員満足度を更に上げたいですね。」
田中「素晴らしいですね。最後に何かメッセージがあれば宜しくお願い致します。」
泊「僕には夢がありまして、それは先ほどもお話しました通り、世界中で上映される映画を作ることなんですよね。そのためにも
メンバー一同で更に精進していきます!!!」
田中「熱い!!!本日はお忙しい中、ありがとうございました。」
泊「ありがとうございました。」
(取材:2018年11月)
人事の本音
映画制作。広告映像制作を中心に数多くの映像を世の中に生み出して来られました。センスも鍛えることができるとのことで
日々メンバーさんと一緒に学び、成長されている泊さん。本当に熱い方です。素直であれば未経験でも必ず成長できるとのこと。
映像制作に興味がある。映画を作りたいと考えている方は一度話を聞いてみたらいかがでしょうか?
株式会社シネマドライブ
代表取締役 泊 誠也
大阪オフィス 大阪市西区北堀江2-2-7 北堀江ゲイトビル402
東京オフィス 東京都文京区水道1-7-4 EDIT飯田橋202
事業内容 映像制作・動画制作